2016-09-01~2016-09-02 赤岳・阿弥陀岳

2016-09-03

登山日記

登山

テント泊

ルート

1日目

美濃戸口(11:15)・・・美濃戸(12:15)・・・堰堤広場(13:05)・・・赤岳鉱泉(14:15)・・・行者小屋(14:50)

2日目

行者小屋(04:00)・・・赤岳天望荘(05:20)・・・赤岳(06:00)・・・中岳のコル(07:10)・・・阿弥陀岳(07:40)・・・中岳のコル(08:00)・・・行者小屋(08:45)・・・美濃戸(10:25)・・・美濃戸口(11:15)


1日目

11:00 美濃戸口

茅野駅よりバスにて40分ほどスタート地点に到着。 平日でもそこそこ登山者はいるようだ。 ポストに登山届提出。

美濃戸までは、ほぼ車道歩き。 当たり前だけどテント泊装備重い。水2.5リットル持ってきたのは失敗だった。

八ヶ岳は、水場が豊富だし現地調達すれば良かった。

何の花だろう。

12:00 赤岳山荘

赤岳山荘まではマイカーで来れるようだ。 駐車場はほとんど埋まっていた。

12:08 美濃戸山荘

スイカが500円で売ってた。美味しそう。 ここから北沢と南沢で道が分岐する。 去年は南沢から登ったので、今年は北沢より登る。

北沢は南沢と比較すると道が整備されており、歩きやすいように思われる。 歩き始めて2時間ちょいだけど、すでに疲れ気味。 足も心肺も平気なんだけど肩が痛くなってくる。 パッキングが悪いのか、紐の締め方が悪いのか不明だが、ちょっと休憩した。

13:40 赤岳鉱泉

硫黄の臭いが香ってくると同時に赤岳鉱泉が見えてきた。 温泉に入れるらしいです。 当初はここでテント張る予定だった。 大同心、小同心に雲がかかっている。 土曜に登山に誘われたため、都合上1日目は行者小屋まで進んでおくことにした。

入口

テント場はゴミが転がっててあんまり綺麗に感じなかった。

赤岳鉱泉⇔行者小屋間の道はあんまり良い道じゃない。 暗い森の中を歩く。

14:18 行者小屋

1日目のゴール。 去年小屋泊まりした場所です。 肩痛かったー。 それにしても、ほぼ平坦な道を3時間ちょっと歩いただけなのに結構疲れた(^^;)

幕営料1000円。 テント場は岩多め。樹林に囲まれ展望はないけど、大同心と小同心の迫力ある姿が拝める。 ペグは無くても大丈夫だけど自分はフライだけペグ使って後は張り綱は岩を使った。

設営がいまいちな気がする。 水飲んだり、お菓子食べながらだったので設営に40分も掛けてしまった。

早速、寝袋に包まって、普段読まないような本を持ち込んで読んでいた。 『山女日記』という本なのだが、山はおまけでドロドロした心理描写が多かったように思える。 共感できる所もあるにはあったけど、ちょっと自分には合わなかった。

本を読んでいたらお腹が空いたので、インスタントラーメンを作った。 トッピングは乾燥わかめ。ちょっと物足りないので次回は魚肉ソーセージでも持っていこうと思う。

食後もだらだらして19時位には寝た。 明日は3時半位に起きる予定。

2日目

夜中は寒くて何回か起きてしまった。 本当は上着着れば良かったけど、寝袋から出るのが面倒であった。 それでも、混雑している山小屋よりは大分快適に寝れた。 結局3時40分に起きた。

準備してテントから出てみると、今まで見たことない数の星が瞬く空が見れた。 プラネタリウムより多くの星が見れたように思う。 残念ながら星の撮影方法が不明で、上手いこと写真が撮れなかった。

04:15 行者小屋より発つ 2日目は地蔵尾根より稜線に上がる。 一応、地蔵尾根は夜間行動で道迷いとならないことは確認済み。一本道だから大丈夫でしょう。 しかし、暗闇の中1人で山道を歩くのは中々怖い。 茂みからガサって音がするだけでちょっと緊張が奔る。

歩き出して30分も経過すると、あれ程瞬いていた星がほとんど見えなくなっていた。 写真も撮れるようになった。

お地蔵さんがいた。 宿泊道具がザックに入ってないだけで大分身軽に感じる。

地蔵尾根より登ってきた道を振り返ると、八ヶ岳よりやや離れた場所は雲海が広がっていた。 そろそろ日の出が近いと思う。

中岳・阿弥陀岳方面。良い感じに空が色づいてきた。

地蔵尾根終点。稜線ではお地蔵さんが待っていた。 丁度日の出タイムに間に合いました。

日の出を見ながら朝ごはんを食べた。 何故か分からないけど、この時は感極まっていた。

赤岳方面。 手前の赤岳天望荘を抜けて、奥のピークを目指します。 小屋があるせいか山容はあんまり格好良く見えない。

06:06 赤岳頂上山荘

確かここは雲上の湯という温泉があったと思う。 素泊まり5300円って意外と安いなと思った。

06:10 赤岳山頂

山頂は広くないけど眺めは素晴らしい。

奥には南アルプスが浮かんでいる。

秩父方面は富士山がよく見える。

赤岳山頂で小休止後、阿弥陀方面へ。

歩いて30分程で小ピーク中岳山頂。

中岳のコルから見た阿弥陀岳。 調べによるとコルから30分で登れるみたい。 見た目程厳しくないのかもしれない。

ナナカマドの実がなっている。 もう山は秋に入るみたい。

阿弥陀岳は傾斜きつめ。 手で岩を掴んで登るようなところがある。 掴むとボロボロ崩れるような岩もあるのでちゃんと選ばないと危ない。 中岳のコルでザックをデポして登っても良かったかもしれない。

07:22 阿弥陀岳山頂

卒塔婆が一杯建っている。

山頂は独り占め状態でラッキー。 展望は赤岳と同じ位良い。

景色を堪能後、中岳のコルに戻る。

中岳道を通って、行者小屋へ帰る。 中岳道序盤は道が悪い。 そこからは緩い傾斜を下っていく。

標高の割りに背の高い樹木が多いと感じた。

08:18 行者小屋

帰ってきた。大分テント減ってる。 テントの撤収に思いのほか時間を食って、40分も掛かってしまった。 今まで巻いて進んできた時間がチャラになった。

後は帰るだけ。南沢から降りる。 個人的には北沢より南沢の方が人の手が入っていなくて好きだ。 道が若干分かりづらいところがあるかもしれないけど。

11:08 美濃戸口 ゴール地点。 予定していたバスは11:25発のものなので、何とか間に合った。 次便が確か14時台なので遅れると大変だ。

悲しいことに翌日の山行は悪天中止となったが、全身筋肉痛なので正直助かった。 ほぼ計画通りに行動できたのも良かった。